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ブログが流行りだした頃、ケータイ向けのブログサービスを始めたことがあります。当時も今も、僕の仕事のメインは、ケータイ向けのサービスなんだけど、なぜか、当時のブログって、PCが中心で、ケータイでは、読めるけど、書けなかったり、ケータイで投稿可能でも、会員登録はPCでやんないとだめなんてサービスがほとんどだった。まずは、PCのサービスがあって、ケータイでもできます。みたいな感じ。
普段、PC使っている人から見ると、ケータイのウェブって、PCが手元にないときに使える程度で考えてるけど、主にケータイだけ使っている人がもっと多くいた時代には(今もいると思うけど、スマートフォンとかややこしいのがなかった牧歌的な時代)、ケータイインターネット圏というPCがないこと前提の独立圏があったんです。
そういう人たちのために、ケータイで気楽に構えずに、お手軽にできるブログがあったらいいんじゃないかって思って、原則、会員登録もケータイ、投稿も、閲覧もケータイ。で、付加機能として、投稿と閲覧がPCでもできるというサービスを始めた。1から作るのはめんどうだなあと思っていたら、そういう仕組をASPとして提供している会社を見つけたので、そこにお金を払って借りて、利用するユーザさんには無料で提供という、普通の無料ブログサービスと同様に始めてみました。おでかけブログっていうコンセプトで。
で、僕も、匿名で(とは言っても知っている人は知っていたけど)ケータイでブログを書きだしたわけです。日記みたいなこと、失敗談、思ったこと。それをケータイだけで書くってことを始めたら、結構面白い。
なんかそういうエネルギーみたいなものが、自分の中にあって、それを文章にすることで、発散するみたいな。
ページビューもなんだか増えていって、増えるから、ほとんど毎日書く、ってなって、しばらく飽きるまでの間続けていたら、多い日でデイリー5000PV、月間で10万PV超えたりするようになった。で、2~3年書きつづけたんだけど、ついに区切りが訪れたので、書くのを終了しました。
その後twitterが流行りだして、やり出してみたら、ケータイブログみたいな感覚でやれるので、ちょこちょこつぶやくようになりました。その間に、会社のブログだのってのをやっていたんですが、個人の日記みたいなブログをごく個人的にやりたくなって、このブログを立ち上げてみたんです。
でも、なかなか記事を書かない。というか、書けない。
なんか、書くためのエネルギーがなくなっちゃってる感じなんですよね。
なぜなのか。
責任転嫁かもしれませんが、僕はtwitterのせいなんじゃないかと思っています。
なんか気になることがある。→ずっと気になってる→気になるから自分の中で深彫りしていく→暇な時間ができたときに深彫りした結果をアウトプットとして出す=ブログに書く
というプロセスが、
なんか気になることがある→とりあえずtweetする=公開完了=そして終了
気になった瞬間につぶやいて消化しちゃってるんじゃないかってことです。誰が読んでるかはわからないけど、少なくとも送信可能化されている状態になっているわけで、誰かが読めるという状態は実現されているんです。しかも、144文字以内だから気になる内容だけ書いて終わり。で、深彫りするエネルギーがそこで消滅するんじゃないでしょうか。
芽が出たところですぐ刈り取って食べちゃったみたいなことです。
ということで、これからは、コマメにつぶやかないようにします。で、温めてから書く。
かつて、つぶやいただけで終わったと思っていたちょっと気になることも、twilogとかで読み返して、サルベージして育てていきたいと思います。
ちなみに、ケータイブログのサービスは、会員登録しているユーザもある程度の規模になって、月間のPVもどんどん増えては行ったんだけど、なかなか広告収入に結びつかず、元々システムを借りていたASPの会社さんにお譲りしました。(ちなみに今でもそのままサービスは今でも続いています。)やっぱり、ユーザに無料で提供して、広告収入で成立させるモデルは僕には向いていません。
>やっぱり、ユーザに無料で提供して、広告収入で成立させるモデルは僕には向いていません。
あ、そうかも(笑)
「果報は寝て待て」が向かないタイプですね。